令嬢ランキング、一位になってみせます!
「へー! 眼鏡外して可愛くなるなんて、都合の良い夢物語だと思っていたよ! リゼル、君って可愛かったんだね」

「そ、そうですか?」

 レヴィンの感心したような声を聞き、まだ眼鏡のない自分を見られていない私はなんだか照れてしまった。

「お嬢さんは、こちらの方が見栄えはするね。眼鏡も眼鏡で、儂は好きなんだがね」

「眼鏡にも、それはそれで趣があることは、俺も認めるけどね。リゼルはない方が似合うし断然こっちの方が可愛いね」

 レヴィンとオズワルドに口々に褒められて、これまでに外見を褒められた事のない私は、何をどうして良いものか悩んだ。

 嬉しい……嬉しいけど、外見を褒められることに慣れていないから、何をどうしたら正解なのかわからない……。

「近いうちに、好きな男とデートでもするのかい。お嬢さん」

 オズワルドは私が誰かとデートをするので、外見を良くしようしていると思ったらしい。

「あ。違うんです。もうすぐ開催される『令嬢ランキング』に出たくて……」

 舞い上がっていた私は、特に何も考えずに、眼鏡を外したかった理由をそのまま話した。

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