恋は身近なところに 〜モテ男子の一途な溺愛〜
ワクワクしながら迎えた放課後。
急いで荷物をまとめ、教室を出る。
昇降口に来たところで、「華恋!」と名前を呼ばれた。
「ごめん、待たせたね」
申し訳なさそうに眉を下げる海くんに、首を横に振る。
「全然大丈夫だよ」
私が楽しみで早く来ただけだ。
「行こっか」
「うん!」
向かった先にあったのは可愛いらしい見た目のお店。
入口のすぐ横にある看板には、たくさんの猫の写真が貼られていた。
可愛いっ……!入る前から楽しみだっ!
ドアを開け、海くんが受付を済ませてくれて中へ入る。
「わぁっ……!」
黒猫やメインクーン、シャムまでいるっ……!
「ふふっ、華恋、目がキラキラしてる」
顔に出ていたのか、海くんに指摘されたけど、、羞恥心も感じないくらい猫が可愛いくてびっくりだ。
「近づいてみたら?」
そう言われ、恐る恐る近くに寝転んでいる猫に近づく。
そぉっと背中を撫でると、気持ちよさそうに「ミャア〜」と鳴いた。
か、可愛すぎるっ……!
世界平和もいけるんじゃないかなっ……!
変なことを考えながら、猫ちゃんのことを撫でる。
ふわふわだっ……!とっても可愛い……!
ずっと撫でていると、近くから別の猫がやって来た。
目が青色っ……!バーマンかな……。
私の足元まで来てすり寄ってくる猫ちゃんに頬が緩みっぱなしだ。
可愛いっ……!こんな可愛い猫ちゃんがたくさんいるなんてっ……!
私は夢中で猫を撫で続けていた。