隣の席の悪魔【旧版】
部活か。
そういえば、
まだ決めてない。
私はすかさず隣を見る。
「空くん、
部活なにか入るの?」
「まだ決めてない」
「え、意外!」
「なんで」
「なんか、
帰宅部で勉強してそう」
「偏見すごいな」
「違うの?」
少し考えて。
空くんが言った。
「部活は入る気ないけど
……走るのは好き」
え。
私は思わず顔を上げた。
「走るの!?」
「なにその反応」
「私も得意!!」
少しだけ、
空くんの眉が動く。
「……見えない」
「失礼な!!」
「足短そう」
「うわ最悪!!!」
葛西くんが、
机に突っ伏して笑ってる。
私はむっとしながら胸を張った。
「小学校、
マラソン大会一番だったもん!」
「……へぇ」
空くんが、
少しだけこっちを見る。
珍しい。
ちゃんと興味ありそう。
「空くんは?」
「駅伝。
クラブで」
え。
急になんか、
かっこいいじゃん。
「空くん、
速いの?」
「普通」
「絶対速いやつじゃん!」
すると。
空くんが、
少しだけ口角を上げた。
「勝負する?」
……え。
一瞬。
空気が止まる。
「……勝負?」
「今度、放課後」
相変わらず低い声。
でも。
少しだけ、
楽しそうな顔。
え。
待って。
空くんが。
誘ってるだと???
葛西くんが、
ぽつりと呟く。
「空から誘うとか、
珍し」
ぴたり。
空くん止まる。
「……別に」
でも。
耳。
ちょっと赤い。
……わかりやす。
「やる!!!」
私は勢いよく立ち上がった。
「なんで」
私は胸を張る。
「青春だから!」
「意味がわからない」
でも。
空くん。
やっぱり少し笑ってた。
そういえば、
まだ決めてない。
私はすかさず隣を見る。
「空くん、
部活なにか入るの?」
「まだ決めてない」
「え、意外!」
「なんで」
「なんか、
帰宅部で勉強してそう」
「偏見すごいな」
「違うの?」
少し考えて。
空くんが言った。
「部活は入る気ないけど
……走るのは好き」
え。
私は思わず顔を上げた。
「走るの!?」
「なにその反応」
「私も得意!!」
少しだけ、
空くんの眉が動く。
「……見えない」
「失礼な!!」
「足短そう」
「うわ最悪!!!」
葛西くんが、
机に突っ伏して笑ってる。
私はむっとしながら胸を張った。
「小学校、
マラソン大会一番だったもん!」
「……へぇ」
空くんが、
少しだけこっちを見る。
珍しい。
ちゃんと興味ありそう。
「空くんは?」
「駅伝。
クラブで」
え。
急になんか、
かっこいいじゃん。
「空くん、
速いの?」
「普通」
「絶対速いやつじゃん!」
すると。
空くんが、
少しだけ口角を上げた。
「勝負する?」
……え。
一瞬。
空気が止まる。
「……勝負?」
「今度、放課後」
相変わらず低い声。
でも。
少しだけ、
楽しそうな顔。
え。
待って。
空くんが。
誘ってるだと???
葛西くんが、
ぽつりと呟く。
「空から誘うとか、
珍し」
ぴたり。
空くん止まる。
「……別に」
でも。
耳。
ちょっと赤い。
……わかりやす。
「やる!!!」
私は勢いよく立ち上がった。
「なんで」
私は胸を張る。
「青春だから!」
「意味がわからない」
でも。
空くん。
やっぱり少し笑ってた。