隣の席の悪魔【旧版】
◇
「位置について――」
ピストルの音。
ダッ。
地面を蹴って走り出す。
風。
歓声。
太陽。
全部ぐちゃぐちゃなのに、
やっぱり気持ちいい。
なんでかって。
青春だから!!!
「星野ーー!!」
え。
声は、
さっき見た木陰から。
空くん。
立ってる。
「前見て走れー!!!」
その隣で、
葛西くんが腹抱えて笑ってる。
……言わされたな?
でも。
それでも。
空くんの声、
ちゃんと聞こえた。
私は思わず笑ってしまう。
負けたくない。
なんか。
空くんの前だと、
余計に。
「位置について――」
ピストルの音。
ダッ。
地面を蹴って走り出す。
風。
歓声。
太陽。
全部ぐちゃぐちゃなのに、
やっぱり気持ちいい。
なんでかって。
青春だから!!!
「星野ーー!!」
え。
声は、
さっき見た木陰から。
空くん。
立ってる。
「前見て走れー!!!」
その隣で、
葛西くんが腹抱えて笑ってる。
……言わされたな?
でも。
それでも。
空くんの声、
ちゃんと聞こえた。
私は思わず笑ってしまう。
負けたくない。
なんか。
空くんの前だと、
余計に。