隣の席の悪魔【旧版】


「じゃあ、
くじ引けー」

先生が箱を持って歩く。

私はそわそわしながら、
紙を引いた。

書かれていた番号と、
黒板の席表を見比べる。

「あ、
あそこだ」

今よりずっと、
廊下側。

私はちらっと、
空くんを見る。

「空くん、
何番?」

「さあ」

「えー!
なんで教えてくれないの!?」

「別に」

絶対、
分かってる。

私はむっと頬を膨らませた。

「もーー!!
じゃあね空くん!」

私は教科書を抱えて、
新しい席へ向かった。
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