隣の席の悪魔【旧版】
◇
「星野ー!」
葛西くんが、
ボールを上げる。
高い。
「え、
待って高っ!!」
私は力いっぱい飛び跳ねる。
届かない。
「くっ……!!」
その瞬間。
ぽん。
反対側のネットから、
空くんが軽く打ち返した。
綺麗にこっちのコートへ落ちる。
「朝比奈くんナイスー!!」
女子たち、
また盛り上がってる。
……なんか、
悔しい。
私はむっと頬を膨らませた。
ネットの向こうで。
空くんが、
少しだけこっちを見る。
「お前が低すぎ」
「空くんもでしょ!!」
「俺は跳べるし」
……むかつく。
でも。
実際、
空くんはめちゃくちゃ跳ぶ。
「ずるい!!」
「才能の差」
その時。
葛西くんが、
後ろで吹き出した。
「低身長同盟うるさ」
「今は敵だもん!」
私はボールを拾いながら、
むすっと言い返した。
「星野ー!」
葛西くんが、
ボールを上げる。
高い。
「え、
待って高っ!!」
私は力いっぱい飛び跳ねる。
届かない。
「くっ……!!」
その瞬間。
ぽん。
反対側のネットから、
空くんが軽く打ち返した。
綺麗にこっちのコートへ落ちる。
「朝比奈くんナイスー!!」
女子たち、
また盛り上がってる。
……なんか、
悔しい。
私はむっと頬を膨らませた。
ネットの向こうで。
空くんが、
少しだけこっちを見る。
「お前が低すぎ」
「空くんもでしょ!!」
「俺は跳べるし」
……むかつく。
でも。
実際、
空くんはめちゃくちゃ跳ぶ。
「ずるい!!」
「才能の差」
その時。
葛西くんが、
後ろで吹き出した。
「低身長同盟うるさ」
「今は敵だもん!」
私はボールを拾いながら、
むすっと言い返した。