試してみない?私と一緒に

第4話 芽生える恋愛感情

あれから自宅に帰ってからずっとえろいものを勉強した。どうやら、私が生まれたのはこのえろい行為をパパとママがしたからに違いない。なんだか想像したくないけど、プライベートゾーンなら隠すよね。
2週間経過して私は常人レベルの知識に追いついたらしい。
ママがいつも観る夜ドラのワンシーンが理解できた気がする。あれは、ああいうことをしたかったから、ああいうシーンに。これの序盤が恋愛というものか。恋愛の次が結婚で、その次が、セックスかあ。何か現実味湧かないなあ。確かに先週、初めて自慰行為して気持ち良かったけど、何か空振りするな。
私って、やっぱり変なのかもしれない。
あれから愛から送られてきた動画を見てきたけど、やっぱり気持ちが乗らない。多分、男と女があんなことするのがわからないんだと思う。生物学的に正しいことはわかった。
でも、私だけは何か引っかかる。
何だろう。私が興味本位で見てしまうのは男性ではなく、女性だ。
別に男性の裸が気持ち悪い訳ではない気がする。むしろ、同じ性を相手にして想像してしまう。
夜、ベッドで股と胸をいじりながら自慰行為としていると、愛の姿がなぜか頭に浮かんだ。戸惑う暇もなく、私は愛を裸にして、キスして、腰を擦りあっていた。
先日、同姓同士のセックス動画を見てしまった。真っ先に頭上から電気が走ったかの様にピンと来た。
私は女が好きらしい。
そして、1度しか会ったことのない愛に対しても。
仮に大人になって、結婚はできるけど、子を持つことはできない。
でも、私には子どもを育てる自信がない。きっと大人になってもあまりの辛さに責任放棄するに違いない。
それならいっそ、同姓を愛したい。ママは違う気がする。ただ純粋に、愛と触れ合って愛したい。
愛。愛。愛。愛。
気付いた時にはイッていた。そして、その気持ちを投げるように、愛に対してラインのメッセージを送っていた。初めて自分から送ったメッセージだった。
『もう一度、会いたいです。話し相手がいなくて寂しいので、ぜひ。』
『いいよー!!あと勉強の成果楽しみにしてるね〜!』
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