ライバルの君が番になるとき。
「っていうか・・・・・・お前、Ωなんだろ?気ぃ付けろ」

「・・・・・・?なんで・・・・・・?」

古屋の言葉に不信感を持ちながらも私は教室へ足を進めた。

「俺以外に惚れるやつがいたら駄目だろ・・・・・・」

「え?古屋、なんて?」

「・・・・・・別に」

はぁ・・・・・・?

今聞き取れた所で言うと『お・・・・・・にほ・・・・・・つがいた・・・・・・め、ろ』だから本当にどうしようもない。

*  *  *

ガチャ

「ただいま・・・・・・」

誰もいない家の玄関。

でも、男物の靴が1足。

陽汰の物以外しかない現古屋深津都の部屋。

それが陽汰とお父さんがいなくなってお母さんが長期出張?になって古屋が家に来たってことを物語っていた。

陽汰・・・・・・まだ怒ってるかな・・・・・・?

私達がどうもがいても何も変わらないのにあんな叫べて。

ちょっとカッコよかった。

だって私だけだったらもう仕方ないとかお父さんとお母さんの時間使ってまで説得しないでこのままで良いやってなるから。

< 27 / 37 >

この作品をシェア

pagetop