ライバルの君が番になるとき。

誕生日

5月25日。

ガラガラガラ

教室に入っていつもみたいに席につく。

・・・・・・はずだった。

いつもと違う所その1。

いつも一緒に登校してないのに一緒に登校。

その2。

手を繋がされて登校。

ちなみに握力の差で離せなかった。

その3。

朝、私が古屋と自分の分のお弁当を作ろうと思ったら「今日の弁当、オムライスとハンバーグと肉じゃが入れてくれ」って言われた。

「・・・・・・え、メニュー子供?」

って言ったら少し不機嫌そうに「じゃあ決定でな」とだけ言った。

はいこの異変3つ。

というか教室に入っても手を離してくれない。

「・・・・・・離して」

そう言っても古屋は聞く様子もなく、むしろ力を入れてきた。

だから私は空いている手で古屋の手の甲をこしょばした。

すると「っ!?」と声にもならない声で古屋は手を離した。

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