好きになった人は、みんなのアイドルで 3
16話 どういう意味?
「つーむぎちゃん!」
「……って呼んだら、怒る?」
教習所でのお昼休み、海斗くんに声を掛けられる。
「怒んないよ、皆 下の名前で呼ぶし」
「じゃあ紬ちゃんって呼ぼっと」
今日も元気な海斗くん。
「紬ちゃん、実技どこまでいった?」
「さっきクランクやって、脱輪しまくった」
「……免許取るの、無理かも」
「大丈夫でしょ、俺クランクとかここで初めて見たもん」
「教習所以外で見たこと無いっしょ」
海斗くんに明るく言われると、大丈夫な気もしてくるから不思議。
「そうかな。……でもクランクできないと仮免取れないし」
「大丈夫大丈夫。頑張ろ」
ごめん、ちょっと溶けてる、とチョコレートをくれる。
「そんなに餌付けしないでよ」
でもありがと、とチョコレートを貰う。
「なんか、紬ちゃん可愛いから、あげたくなっちゃうんだよね」
……え。可愛い?
びっくりして海斗くんの顔を見たけど、海斗くんは普通の顔してた。
……びっくりした。海斗くんは、誰にでもこういうこと言うのか。
「紬ちゃん彼氏と会えなくて寂しくないのー?」
カップラーメンを啜りながら海斗くんが聞いてくる。
「寂しいよ」
……寂しいけど、それだけじゃダメだと思って教習所通ってるんだもん。
「ふーん。彼女寂しがらせて、悪い男だね」
からかうように言ってくるけど、ちょっとムッとする。
「悪い男じゃないし」
「……そういう海斗くんこそ、彼女いないの?」
「海斗くん、モテそう」
「それがそうでもないんだよねー!絶賛募集中」
俺のことが気になる女の子はこちらまで、と
テレビの真似して下を指さす海斗くん。
「へえー、意外」
「……特に好きな女の子には、モテなくて」
「今も、その子めっちゃ鈍感で俺の気持ち気付いてくれない」
「そうなの?」
「アプローチが足りないんじゃない?」
笑ってからかった。
「えーそうなのかな」
「じゃあ、紬ちゃんだったら何されたら意識する?」
真面目な顔して聞くから、ちょっとドキッとした。
……それだけ、その子に真剣ってことだよね。
「うーん、なんだろ」
「同じ場所でよく会うとか?」
「あ!たまたま帰り一緒になったりとか」
悠太郎くんと仲良くなったの、なんでだっけ?と考えながら話をする。
「へえ、じゃあ俺のこと、意識してる?」
……え。どういう意味?
「……って呼んだら、怒る?」
教習所でのお昼休み、海斗くんに声を掛けられる。
「怒んないよ、皆 下の名前で呼ぶし」
「じゃあ紬ちゃんって呼ぼっと」
今日も元気な海斗くん。
「紬ちゃん、実技どこまでいった?」
「さっきクランクやって、脱輪しまくった」
「……免許取るの、無理かも」
「大丈夫でしょ、俺クランクとかここで初めて見たもん」
「教習所以外で見たこと無いっしょ」
海斗くんに明るく言われると、大丈夫な気もしてくるから不思議。
「そうかな。……でもクランクできないと仮免取れないし」
「大丈夫大丈夫。頑張ろ」
ごめん、ちょっと溶けてる、とチョコレートをくれる。
「そんなに餌付けしないでよ」
でもありがと、とチョコレートを貰う。
「なんか、紬ちゃん可愛いから、あげたくなっちゃうんだよね」
……え。可愛い?
びっくりして海斗くんの顔を見たけど、海斗くんは普通の顔してた。
……びっくりした。海斗くんは、誰にでもこういうこと言うのか。
「紬ちゃん彼氏と会えなくて寂しくないのー?」
カップラーメンを啜りながら海斗くんが聞いてくる。
「寂しいよ」
……寂しいけど、それだけじゃダメだと思って教習所通ってるんだもん。
「ふーん。彼女寂しがらせて、悪い男だね」
からかうように言ってくるけど、ちょっとムッとする。
「悪い男じゃないし」
「……そういう海斗くんこそ、彼女いないの?」
「海斗くん、モテそう」
「それがそうでもないんだよねー!絶賛募集中」
俺のことが気になる女の子はこちらまで、と
テレビの真似して下を指さす海斗くん。
「へえー、意外」
「……特に好きな女の子には、モテなくて」
「今も、その子めっちゃ鈍感で俺の気持ち気付いてくれない」
「そうなの?」
「アプローチが足りないんじゃない?」
笑ってからかった。
「えーそうなのかな」
「じゃあ、紬ちゃんだったら何されたら意識する?」
真面目な顔して聞くから、ちょっとドキッとした。
……それだけ、その子に真剣ってことだよね。
「うーん、なんだろ」
「同じ場所でよく会うとか?」
「あ!たまたま帰り一緒になったりとか」
悠太郎くんと仲良くなったの、なんでだっけ?と考えながら話をする。
「へえ、じゃあ俺のこと、意識してる?」
……え。どういう意味?