好きになった人は、みんなのアイドルで 3
28話 男友達
「そーいえばさ、東都大の男の子はどうなった?」
栞がレモンサワーをかき混ぜる。
「あー、海斗くん?仲良しだよ」
「よく餌付けされる」
カシオレを飲みながら答える。
「餌付け?例えば?」
「なんか、急にチョコレートくれる」
「あと、疲れてる時ミルクティーくれる。めっちゃ甘いの」
「なんかそれ、向こうは好意持ってない?」
「違うよー、仲良くしてくれてるだけだよ」
「海斗くんって、なんか人懐こいっていうか、犬みたい」
犬っていうか、……うん、犬だな。
「犬ー!?男として見てないってこと?」
「男として!?無い無い、私には悠太郎くんいるもん」
男としてとか、意識してないよ。するわけないじゃん。
「でも向こうは、女として見てるかもよ?」
「んー、なんか好きな子いるって言ってたし、無いと思うよ」
あの時の真剣な顔見たら、ねえ?
その子のこと多分めっちゃ好きなんだと思う。
「ほんとかなー?紬、鈍感だし」
「女の子慣れしてるから、私からかわれてるだけだと思う」
「ふーん?」
栞は信用してない顔だったけど、私は初めての男友達だと思っていた。
栞がレモンサワーをかき混ぜる。
「あー、海斗くん?仲良しだよ」
「よく餌付けされる」
カシオレを飲みながら答える。
「餌付け?例えば?」
「なんか、急にチョコレートくれる」
「あと、疲れてる時ミルクティーくれる。めっちゃ甘いの」
「なんかそれ、向こうは好意持ってない?」
「違うよー、仲良くしてくれてるだけだよ」
「海斗くんって、なんか人懐こいっていうか、犬みたい」
犬っていうか、……うん、犬だな。
「犬ー!?男として見てないってこと?」
「男として!?無い無い、私には悠太郎くんいるもん」
男としてとか、意識してないよ。するわけないじゃん。
「でも向こうは、女として見てるかもよ?」
「んー、なんか好きな子いるって言ってたし、無いと思うよ」
あの時の真剣な顔見たら、ねえ?
その子のこと多分めっちゃ好きなんだと思う。
「ほんとかなー?紬、鈍感だし」
「女の子慣れしてるから、私からかわれてるだけだと思う」
「ふーん?」
栞は信用してない顔だったけど、私は初めての男友達だと思っていた。