好きになった人は、みんなのアイドルで 3
58話 大丈夫
結局、悠太郎くんは新幹線の駅まで送ってくれた。
「気を付けて帰ってね」
「蓮と拓海にも、よろしく」
「……俺からも、連絡する」
「うん、蓮くんには今日のこと話すね」
「悠太郎くんの実家の住所教えて!って詰め寄っちゃったから」
「そんなこと言う紬ちゃん、想像できない」
「ちょっと見たかった」
悠太郎くんが笑う。
「悠太郎くんに会わなきゃって思ったの」
「今すぐ、会わなきゃって」
必死だった。考える暇なんて無かった。
あの時、躊躇しないで来て良かった。
「本当にありがとう、来てくれて」
手を握られる。
「うん、また来る」
改札で手を振って別れる。
悠太郎くんの右手にも、シトリンが光っている。
大丈夫。私たちはもう、大丈夫。
ーー
「悠太郎くんに無事会えたよ」
「連絡遅くなってごめんね」
「悠太郎くんも、大丈夫」
「今度、蓮くんと拓海くんに話したいって言ってた」
蓮くんにLINEをすると、すぐに既読がついて返信が来る。
「良かった」
「帰り、気を付けて」
ありがとう、とスタンプを送る。
我ながら、今日のことはびっくりした。
自分にこんな行動力があるなんて、思わなかった。
悠太郎くんのためなら、強くなれる。
悠太郎くんが笑う時も泣く時も、ずっと隣にいたい。
力になりたい。支えになりたい。
私の隣は悠太郎くんじゃなきゃだめだし、
悠太郎くんの隣も私じゃなきゃだめだよ。
「気を付けて帰ってね」
「蓮と拓海にも、よろしく」
「……俺からも、連絡する」
「うん、蓮くんには今日のこと話すね」
「悠太郎くんの実家の住所教えて!って詰め寄っちゃったから」
「そんなこと言う紬ちゃん、想像できない」
「ちょっと見たかった」
悠太郎くんが笑う。
「悠太郎くんに会わなきゃって思ったの」
「今すぐ、会わなきゃって」
必死だった。考える暇なんて無かった。
あの時、躊躇しないで来て良かった。
「本当にありがとう、来てくれて」
手を握られる。
「うん、また来る」
改札で手を振って別れる。
悠太郎くんの右手にも、シトリンが光っている。
大丈夫。私たちはもう、大丈夫。
ーー
「悠太郎くんに無事会えたよ」
「連絡遅くなってごめんね」
「悠太郎くんも、大丈夫」
「今度、蓮くんと拓海くんに話したいって言ってた」
蓮くんにLINEをすると、すぐに既読がついて返信が来る。
「良かった」
「帰り、気を付けて」
ありがとう、とスタンプを送る。
我ながら、今日のことはびっくりした。
自分にこんな行動力があるなんて、思わなかった。
悠太郎くんのためなら、強くなれる。
悠太郎くんが笑う時も泣く時も、ずっと隣にいたい。
力になりたい。支えになりたい。
私の隣は悠太郎くんじゃなきゃだめだし、
悠太郎くんの隣も私じゃなきゃだめだよ。