好きになった人は、みんなのアイドルで 3
60話 支え
「昨日急に授業サボるって言うから何事かと思ったよ」
「そんなドラマみたいなことしてたなんて」
学食でお昼を食べながら栞が言う。
「ね、私も自分でびっくりした」
昨日の行動力を思い出して笑う。
「昨日おつかれ」
「悠太郎と会えて本当に良かった」
蓮くんがトレーを持って隣に座ってくる。
「悠太郎、日本にいたんだな」
「……ま、悠太郎のことだから、合わせる顔が無いとか思ったんだろうな」
拓海くんも栞の隣に座る。
「悠太郎くんらしいよね」
「今度5人で飲もう、悠太郎くんも会いたがってた」
「昨日、何時に帰ってきたの」
「23時前」
「そんで今日一限出てきたの?」
「紬ちゃん、悠太郎のことになるとパワフル」
拓海くんが笑う。
「昨日の紬ちゃん、すごかったんだぜ?」
「悠太郎くんの実家の住所今すぐ教えて!って」
「あんな紬ちゃん初めて見た」
蓮くんも笑う。
「もうやめてよ、必死だったんだもん」
「悠太郎も良かったな、紬ちゃんがいて」
蓮くんが呟く。
「紬ちゃんじゃなかったら、悠太郎は多分ダメになってたよ」
「あいつ、前のオーディション番組落ちた後も相当落ち込んでてさ」
「その後ひどかったよな」
「俺にはアイドルになる価値無いんだって自分のこと責めて」
「立ち直ったと思ったら、アホみたいに練習に打ち込んでな」
「そんで熱出して1週間学校休んでさ」
知らない悠太郎くんだ。
……でも、想像できる。
「今度はそうならないように、支えてあげたい」
支えてあげたい、なんて、おこがましいかもしれないけど。
私にできることは、全部したいと思った。
「そんなドラマみたいなことしてたなんて」
学食でお昼を食べながら栞が言う。
「ね、私も自分でびっくりした」
昨日の行動力を思い出して笑う。
「昨日おつかれ」
「悠太郎と会えて本当に良かった」
蓮くんがトレーを持って隣に座ってくる。
「悠太郎、日本にいたんだな」
「……ま、悠太郎のことだから、合わせる顔が無いとか思ったんだろうな」
拓海くんも栞の隣に座る。
「悠太郎くんらしいよね」
「今度5人で飲もう、悠太郎くんも会いたがってた」
「昨日、何時に帰ってきたの」
「23時前」
「そんで今日一限出てきたの?」
「紬ちゃん、悠太郎のことになるとパワフル」
拓海くんが笑う。
「昨日の紬ちゃん、すごかったんだぜ?」
「悠太郎くんの実家の住所今すぐ教えて!って」
「あんな紬ちゃん初めて見た」
蓮くんも笑う。
「もうやめてよ、必死だったんだもん」
「悠太郎も良かったな、紬ちゃんがいて」
蓮くんが呟く。
「紬ちゃんじゃなかったら、悠太郎は多分ダメになってたよ」
「あいつ、前のオーディション番組落ちた後も相当落ち込んでてさ」
「その後ひどかったよな」
「俺にはアイドルになる価値無いんだって自分のこと責めて」
「立ち直ったと思ったら、アホみたいに練習に打ち込んでな」
「そんで熱出して1週間学校休んでさ」
知らない悠太郎くんだ。
……でも、想像できる。
「今度はそうならないように、支えてあげたい」
支えてあげたい、なんて、おこがましいかもしれないけど。
私にできることは、全部したいと思った。