好きになった人は、みんなのアイドルで 3
72話 理性
ーー悠太郎サイド
「トイレ行く」
紬が立ち上がる。
足元が少しおぼつかない。
「紬、飲みすぎだよ」
いつもより無防備な紬が近くてドキドキする。
「帰れなくなっても、今日は悠太郎くん一緒だもん」
俺のこと、完全に信頼してて可愛すぎる。
……ちょっと俺はお酒セーブしとこうかな。
ーー
「ねえ、紬遅くない?」
「悠太郎、紬ちゃんのことになると過保護だからなあ」
拓海に笑われるけど、トイレまで迎えに行く。
ふらふらっと紬がトイレから出てくる。
「紬、大丈夫?」
……抱きつかれた。
ちょ、待って、ここ居酒屋。
無理無理、俺、心臓持たないから。
働け、俺の理性。ここで抱き締めたらダメだぞ、俺。
「紬、ここ居酒屋だから」
……待って、そんなに酔った?具合悪い?
血の気が引く。
「……え、具合悪い?立てない?」
顔を覗き込んだら、キスをされた。
「……悠太郎、大好き」
……紬ちゃん、それは。
みるみる顔が赤くなるのが自分でも分かる。
「……ねえ、紬ちゃん。それは反則」
頑なに呼び捨てをしていたことなんか、動揺してすっかり忘れていた。
「誰も見てないよ」
「戻ろ、皆待ってる」
楽しそうに俺の手を引いて歩いていく。
もう降参。白旗。
……紬ちゃん、酔うとこんなに可愛いの?
「トイレ行く」
紬が立ち上がる。
足元が少しおぼつかない。
「紬、飲みすぎだよ」
いつもより無防備な紬が近くてドキドキする。
「帰れなくなっても、今日は悠太郎くん一緒だもん」
俺のこと、完全に信頼してて可愛すぎる。
……ちょっと俺はお酒セーブしとこうかな。
ーー
「ねえ、紬遅くない?」
「悠太郎、紬ちゃんのことになると過保護だからなあ」
拓海に笑われるけど、トイレまで迎えに行く。
ふらふらっと紬がトイレから出てくる。
「紬、大丈夫?」
……抱きつかれた。
ちょ、待って、ここ居酒屋。
無理無理、俺、心臓持たないから。
働け、俺の理性。ここで抱き締めたらダメだぞ、俺。
「紬、ここ居酒屋だから」
……待って、そんなに酔った?具合悪い?
血の気が引く。
「……え、具合悪い?立てない?」
顔を覗き込んだら、キスをされた。
「……悠太郎、大好き」
……紬ちゃん、それは。
みるみる顔が赤くなるのが自分でも分かる。
「……ねえ、紬ちゃん。それは反則」
頑なに呼び捨てをしていたことなんか、動揺してすっかり忘れていた。
「誰も見てないよ」
「戻ろ、皆待ってる」
楽しそうに俺の手を引いて歩いていく。
もう降参。白旗。
……紬ちゃん、酔うとこんなに可愛いの?