好きになった人は、みんなのアイドルで 3
74話 耳元
「紬、そろそろ帰るよ」
目を覚ますと、悠太郎くんが顔を覗き込んでいる。
「……え、ごめん、寝ちゃってた」
びっくりした顔で皆を見ると、やっぱりニヤニヤしてる。
……ねえ、なんで。
ーー
「私たち二次会行くわ」
「悠太郎、紬ちゃんのことよろしくな」
「またねー!」
3人は反対方向に歩いて行く。
「紬、帰れる?おんぶしよっか?」
「大丈夫。帰れる」
手を繋いで駅に向かう。
久しぶりの、悠太郎くんとの帰り道。
「……他の男の前で、お酒飲まないで」
「……お願い」
「え?大丈夫だよ、今日はちょっと飲みすぎちゃっただけ」
「……悠太郎が、いるから」
頑張って、呼び捨てにしてみる。
「無理に呼び捨てしなくてもいいよ」
……皆の前では、あんなに意地悪だったのに。
「……今日、可愛すぎて、どうにかなりそうだった」
「……え?」
「居酒屋でキスするのとか、ダメだよ」
目を逸らす悠太郎くんの耳が赤い。
繋いだ手を引っ張って、耳元で囁く。
「悠太郎、大好き」
「……紬、それ反則」
家に帰ったら、いっぱいくっつきたい。
今まで離れてた分、いっぱい。
目を覚ますと、悠太郎くんが顔を覗き込んでいる。
「……え、ごめん、寝ちゃってた」
びっくりした顔で皆を見ると、やっぱりニヤニヤしてる。
……ねえ、なんで。
ーー
「私たち二次会行くわ」
「悠太郎、紬ちゃんのことよろしくな」
「またねー!」
3人は反対方向に歩いて行く。
「紬、帰れる?おんぶしよっか?」
「大丈夫。帰れる」
手を繋いで駅に向かう。
久しぶりの、悠太郎くんとの帰り道。
「……他の男の前で、お酒飲まないで」
「……お願い」
「え?大丈夫だよ、今日はちょっと飲みすぎちゃっただけ」
「……悠太郎が、いるから」
頑張って、呼び捨てにしてみる。
「無理に呼び捨てしなくてもいいよ」
……皆の前では、あんなに意地悪だったのに。
「……今日、可愛すぎて、どうにかなりそうだった」
「……え?」
「居酒屋でキスするのとか、ダメだよ」
目を逸らす悠太郎くんの耳が赤い。
繋いだ手を引っ張って、耳元で囁く。
「悠太郎、大好き」
「……紬、それ反則」
家に帰ったら、いっぱいくっつきたい。
今まで離れてた分、いっぱい。