好きになった人は、みんなのアイドルで 3

77話 続き

目を覚ますと、悠太郎くんは起きていた。
「紬、おはよ」

呼び捨ての威力を、新鮮に喰らってしまう。

「おはよ、悠太郎……くん」

悠太郎くんは少し笑って
「紬、二日酔い大丈夫?」と聞いてくる。

「ちょっと頭痛いけど、大丈夫」

「お水飲みな」
ちゅっ、とおでこにキスをしてお水を取りに行ってくれる。

ベッドに横になったまま、お水を注ぐ悠太郎くんを眺める。
……久しぶり。私の家に、悠太郎くんがいるの。

「……なに?」
目が合って、悠太郎くんが首を傾げる。

「ううん、見てただけ」
「今日もかっこいいなって」

「褒めても何も出ないよ」
あ、キスくらいなら、とキスをされる。
「お水持ってきたから飲んで」

「飲めない、飲ませて」
ふざけて言ったら、口移しで水を飲ませてきた。

「んっ」
そのまま深くキスをされる。
止まらない。

昨日の夜の続きをした。
何度も何度も、悠太郎くんの存在を確かめた。
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