【執着兄弟の溺愛シリーズ】エリート救急医は契約結婚した妻を極上の執着愛で囲い込む
「可愛すぎるだろ……」
武尊さんは悩まし気に漏らし、私の体をギュッと抱き締めながら角度を変えて何度もキスを落とす。
息を吐く間もないほどに彼に求められる幸せに酔いしれる。
「その声も、体も、心も……小春の全部、俺のものだ」
独占欲を滾らせた声色に心臓が撥ねる。 
「これから先、他の男には指一本たりとも触れさせたりしない」
 私を抱き締める腕には絶対に離さないという深い執着が感じられる。
「私はずっと武尊さんのものです」
 彼の気持ちに答えるように首に腕を回してキスに応じる。
 両親が亡くなってからこんな風に心から誰かに甘えるのは初めてだ。
 でも、武尊さんならこんな私を受け止めてくれるという安心感がある。
 口づけに夢中になっている間に、着ていたルームウエアの上から腰をなぞられた。
 その手のひらは徐々に上へと向かい、ついに胸に到達する。
 下からすくいあげるようにやわやわと揉まれ、下半身が疼き出す。
「小春はずいぶん着痩せするんだな」
 興奮しているのだろうか。武尊さんの息が荒い。
 服の上からの刺激だけでは物足りなくなった頃合いで、武尊さんは私の服を流れるような動きで脱がせた。
「小春、綺麗だ……」
 息を飲んだ武尊さんが、恥ずかしくて胸元を隠そうとする私の手を優しく頭上で拘束する。
 彼はすぐに先端に触れるようなことはせず、じっくりと優しく愛撫をして限界まで私を焦らした。
 耐えられず膝を擦り合わせる私を見て、彼は少し意地悪な笑みを浮かべる。
「どうした?」
「武尊さん……意地悪しないでください……」
 つい涙目になって武尊さんに抗議をする。
「ふっ、可愛いな。だが、こんなことをするのは小春にだけだ」
 次の瞬間、胸の先端がじんわりと熱くなった。
「あっ……」
すっかり硬くなった頂きを彼の口に含まれたと分かり、つい甘ったるい声が漏れる。
絶えず与えられる快感にたまらず枕をきつく握りしめる。
 すると、武尊さんは胸の頂きに刺激を与えたまま下半身に手を伸ばした。
「小春、すごい濡れてる。分かるか?」
 そっと触れられただけで響いた水音に、羞恥心が刺激されて恥ずかしさに首を左右に振る。
「もっと気持ち良くなってくれ」
 彼の指を私は抵抗なく受け入れた。長い指の腹で体の内側を一定のリズムで刺激されると甘い嬌声が止まらなくなる。
 すぐそこまで迫ってくる大きな快感に、足に力がこもる。
「武尊さん……ああっ、ダメッ……!」
 足を大きく押し広げられて熱い舌と指で同時に刺激を加えられ、耐えられずにきつく瞼を閉じる。
「小春はここが弱いんだな?」
「やあっ……」
 武尊さんの吐息が一番弱い部分にかかり、ブワッと顔が赤くなる。
愛する人に普段なら絶対に見せない場所を暴かれているのだ。恥ずかしくなるのも当然だ。
 武尊さんはたっぷりと時間をかけて私から官能を引きずり出す。女性としての悦びを全身に植え付けられ、愉悦に喘ぐ。
 そして、ついに私たちは一線を越えた。
「小春、大丈夫か……?」
「はい……」
 ハァハァと荒い呼吸を繰り返しながらも常に私を気遣ってくれる武尊さんに胸が熱くなる。
「やっとだ……。やっと小春が俺のものになった……」
 感極まったように言う武尊さん。その声はいつもより掠れている。
「武尊さん……っ……」
 体中が蕩けたように熱くなり、その度に私は武尊さんの名前を呼んだ。
「小春、好きだ。愛してる」
 武尊さんは私に答えるように、愛を伝えてくれる。
 この晩、私たちは互いの愛を確かめ合うように深く愛し合った。

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