【新作】婚約破棄×0日婚で逆転の幸せを掴んだら、生涯愛されました。


「あの、四之宮さんの家と私の家……結婚したら、どっちに住みますか?」

 いや、でもな……私の家1LDKなんだけど、ちょっと寝室が三畳でちょっと狭いんだよね。

「ちなみに私の今住んでる家、1LDKなんですけど、寝室が三畳とちょっと狭いので、二人で寝るには狭いかもしれません。 一応ロフトはあるんですけど、ロフトは今物置みたいになってまして」

「なら、俺の家で一緒に暮らしますか? 俺の住んでるマンション、2LDKなので寝室も広いですし」
 
 2LDKのマンションに住んでるんだ、四之宮さん。 一人で……住んでるんだ、よね?

「安心してください。もちろん、一人暮らしですよ」

「あ、いえ!……その、広いマンションに住んでるんだなと思っただけです」

 そんな、女性と一緒に住んでるんだなと思ってはないけど……。

「一緒に住むなら舞美絵さんの部屋も一つ用意しますよ。一部屋余っているので、そちらを使ってもらえたらと思います。そこは来客用なのですが、別に来客もないですし、自由に使ってください」

「あ、ありがとうございます」

 確かに一人で2LDKって広いし、部屋余りそうだよね……。掃除とかも大変そうだし。

「……そういえば」

「はい?」

 四之宮さんは「この後もし時間大丈夫なら……家、来ます?」と私に視線を向ける。

「あの……行ってもいいんですか?」

「もちろんです。 もし家が気に入っていただけないようであれば、二人で住むマンションを一緒に探すことも考えているので」

「えっ! そこまで、考えてるんですか……?」

 さすがにそこまでするのは、ちょっと申し訳ない気が……。

「俺は、舞美絵さんと素敵な夫婦生活を送りたいので、そのためならなんだってしますよ」
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