【完結】婚約破棄×0日婚で逆転の幸せを掴んだら、生涯愛されました。


 フライドポテトなんて絶対に無理だと思っていたのに、いざ口にしてみたら普通に食べられてびっくりした。
 唐揚げとかチキン南蛮は無理だけど、フライドポテトだけはなぜか食べたくなって、今はよく食べている。

「今日もポテトか?」

「うん、ポテトしか無理……」

 賢哉さんは「そっか。ポテトしか無理か」とポテトを眺めている。

「あ、でもね、ハンバーガーも食べたよ」

「ハンバーガー食べたのか?」

「うん、なんかすごい食べられたの」

 賢哉さんも「そんなこと言うから、俺もハンバーガー食べたくなってきたな」とソファに座る。

「実は、ハンバーガー賢哉さんの分もあるよ」

「え、あるのか?」

 賢哉さんにあのファーストフードの袋を見せると、賢哉さんは「マジか、あるのかよ」と嬉しそうに笑った。

「もちろん、あるに決まってるよ」

 賢哉さんにはもちろん、照り焼きバーガーのセットにした。

「しかも俺の好きな照り焼きバーガーじゃん」

「そうだよ。私はベーコンエッグバーガーにしたけど」

「ずいぶんジャンキーだけど、大丈夫なのか?」

 私が「それがね、不思議なことにこれはすごい食べられるの」と話すと、賢哉さんは「そっか。食べれるものを見つけたのは良かったよ」と言ってくれた。

「うん、本当に。今は毎日これが食べたいくらいだよ」

「毎日? そうかあ」

 賢哉さんも「いただきます」と照り焼きバーガーにかぶりつく。

「うん、相変わらず美味いな」
 
「うん、美味しいよね」

 どうしてジャンキーなものが食べたくなるのかを、気になってスマホで検索してみたけど、どうやらその理由としては色々あるようだ。
 それを見て確かに……と思ったのは、間違いなかった。
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