【完結】婚約破棄×0日婚で逆転の幸せを掴んだら、生涯愛されました。

 
 賢哉さんにプロポーズしてもらわなかったら、この子にも出会ってないし、そもそも賢哉さんと結婚することもなかった。

「こちらこそ、プロポーズ受け入れてくれて、ありがとう」

 私は我が子を抱きながら「これからも、三人で幸せになろうね」と微笑んだ。

「ああ、幸せになろうな」

 私たちは再び公園を歩き出す。

「見て、気持ち良さそうに寝てるよ」

「本当だ。寝てる」

 こんなにかわいい我が子との日々が始める。 気合い入れて頑張ろう。

「かわいいね、本当に」

「ああ、かわいすぎるな」

 こうして二人で笑い合えることが、幸せだ。

「ねえ、賢哉さん?」

「ん?」

 私は賢哉さんに「あの時、私と出会ってくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝える。

「こちらこそ、出会ってくれてくれてありがとう」

「私、あの時雪輝と別れてなかったら、今頃幸せになってなかったと思う」

 私がそう話すと、賢哉さんも「それは、俺も同意見かな」と言ってくれた。

「やっぱり私たち、出会うべくして出会ったのかもしれないね」

「……そうだな」

 私たちはベンチに座り、我が子を眺めながら幸せに浸っていた。

「そろそろ帰ろうか」

「そうだね。帰ろう」

 私たちは再び車に乗り込み、自宅へと向かった。

「今日のご飯、何にしようか」

 賢哉さんにそう聞くと、賢哉さんは「せっかくだから、お祝いにお寿司でもどう?」と聞いてくれる。

「お寿司? いいね、食べたい」

「じゃあ決まりだな」

「うん、ありがとう。お寿司なんて、久しぶり」

 私たち家族のスタートはこれからだけど、愛おしい我が子に毎日愛情を注ぎながら、幸せにすると誓った。

「舞美絵、これから毎日、一緒に頑張ろうな」
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