【新作】婚約破棄×0日婚で逆転の幸せを掴んだら、生涯愛されました。
賢哉さんは家に帰ってくる日は毎日私のおでこにキスをくれるし、いつも残さずにご飯を平らげてくれる。
基本的に洗い物担当は賢哉さんなので、賢哉さんはいつもすぐに食器を洗ってくれる。 食洗機を買おうかと悩んでいたけど、賢哉さんは「洗い物は俺がやる」と言っていたので、今のところは任せているけど。
賢哉さんは特に仕事が忙しい人だけど、家で必ずご飯を食べてくれるから、作り甲斐がある。
嫌いなものは特にないそうで、何を作っても美味しいと食べてくれるので、私はそれがとても嬉しい。
嫌いな食べ物の一つや二つあってもおかしくないのに、賢哉さんはないみたいで羨ましい。 私は嫌いな食べ物いくつかあるから、自分の苦手なものはあまり出さないようにしているけど……。
私ももう大人なんだし、苦手な食べ物でも積極的に食べてみた方がいいよね……。賢哉さんを見習わないと。
最近賢哉さんの中でのブームがあり、私が作った鶏チャーシューがあまりにも美味しかったみたいで、鶏チャーシューをよく作っている。
その鶏チャーシューを丼にして出すと、すごく喜んでくれる。 目玉焼きは半熟派の賢哉さんには、ピッタリな丼ではある。
「じゃあ、行ってきます」
家事を一段落させ、私も仕事へと向かう。
最近私の方は結婚したということもあり、時短勤務へと変更した。 賢哉さんを支えるために、自分がそうしたくてそうしたのだけど、賢哉さんには「申し訳ないことをした」と言われてしまった。
私が自分から選んでその道にしたのに、気を遣わせてしまったような気がする。
私の中では正しいことをしたと思っているので、何にも間違ってはいない。 ただ、賢哉さんを支えたいから。