【新作】婚約破棄×0日婚で逆転の幸せを掴んだら、生涯愛されました。

 早く舞美絵に触れたい気持ちが勝ってしまうけど、今は我慢しないと。

「……そうだった」

 舞美絵は俺に「お風呂先に入る?」と聞いてくれるけど、俺は「風呂より先に、舞美絵に触れたい」と正直に話す。

「えっ……そ、そうなの?」

「もう触れたくてウズウズしてるくらいだ」

 早く舞美絵のこの腕に閉じ込めたいし、この手で抱きたい。

「舞美絵……」

 俺は舞美絵の首元に唇を這わせ、キスをする。

「っ……ダメだよ、賢哉、さん」

「本当にダメ?」

 意地悪するつもりはないのだが、舞美絵の反応があまりにもかわいくて、ついそう聞いてしまう。

「ずるい……その言い方」

「舞美絵がかわいいから、ついね」

「……もう、意地悪」

 俺は舞美絵の唇を啄むように奪うと、舞美絵をお姫様抱っこして寝室のドアを開けて、舞美絵をベッドに押し倒した。

「舞美絵、優しく出来なかったらごめん」

「ううん」

 俺はその瞬間に、舞美絵のことをめちゃくちゃにしたいとさえ、思ってしまったーーー。  
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