ゆびきりげんまん


ただ、なんとなく最初はそんな小さな違和感だった。



「じゃあやりたいやつに挙手してくださーい!」


10月中旬に開催される文化祭に向けて準備が始まった。

多数決によって私達のクラスはコンセプトカフェをやることに決まった。

コンセプトは男女反対の王道執事&メイドカフェ。



「文化祭まで時間もないから、係もサクサク決めてくよー」

「「はぁい」」



今日は曇り空で太陽も隠れていていつもよりほんの少しだけ気温が低く、グラウンドでは体育の授業が行われていた。



「ね、紬」

「ん?」

「紬何やる?装飾?それともお菓子作り?」

「あ〜…、どれでもいいなぁ」

「えぇ〜、じゃあ一緒に装飾やろ!私お菓子作りとか苦手だし!」



何か作ることは苦手意識はない。
むしろ好きな方で、どれでもいいというのは本音。

葵唯は早速、黒板の前に立つ文化祭委員に「私達装飾やる!」と宣言して2人して名前が書かれた。



< 40 / 60 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop