ゆびきりげんまん


「…今度またカフェ連れてってくれるらしいからその時聞く…」

「そうしな!あ、後彼女いるのか〜とか!」

「かのっ、聞けない!無理無理」

「チキってたら逃しちゃうよ、どうすんの!」

「まだこれが“好き”って事なのかも分かってないのに!」



確かに神崎さんといるとドキドキするけど、不思議と落ち着く。


最初があまり良い印象じゃなかったからか、かなり自分の中で神崎さんに対する気持ちが変わったのは分かっていた。



「てか今日神崎さん、来んの?誘った?」

「…一応。仕事ないと思うから行けるって」

「めっちゃ見たい。まじ見たい。来たら絶対教えてよ!」

「わーかったから、もう…」



葵唯が楽しそうにしてるならまぁいいかぁ、と私までつられて笑顔になってしまう。



「ごめーん!誰か接客の方出れる?人手足りないの!」



執事姿のクラスメイトに呼ばれ私達は教室へと向かった。



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