ゆびきりげんまん
無事に文化祭を終えることができ、私達のクラスはそこそこな売り上げを叩き出した。
「…じゃあ、皆さんお疲れ様でしたー!!」
先生も満更ではない顔をしてクラスメイト全員分のジュースを準備してくれていた。
「紬、今日真っ直ぐ帰る?打ち上げあるらしいけど」
「あー、ごめん今日真っ直ぐ帰るかも」
「そっか。じゃあまた来週ね!」
「うん、打ち上げ楽しんで」
文化祭委員を中心に打ち上げを開催するらしく、皆はガヤガヤと盛り上がっている。
行きたかったけど、もしかしたら神崎さんから連絡が来るかもしれないと思うと行く気が出なかった。
スマホのトーク画面を見ても未だ未読のまま。