酔っ払った勢いで子どもを授かりました。って、相手は誰?
「その子は……」
 間違いなくこの場にいた誰もが、リザリアとアイゼルの血縁関係を確信している。それだけリザリアはアイゼルによく似ていた。こうやって並んだからこそ、意識してしまう。
 これではもう彼との結婚は避けられないと、エリサリナは瞬時に悟った。と同時に、今、彼に対して抱く感情がなんなのか、正体を突き止めたいと、そう思うのだった――。

【おわり】
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