Sugar Space ~5次元から来た君に恋をした~
佐藤はかなり迷った後、そっと右手を
うちゅうの膝に置いた。

「……手、繋いでみる?
まだ、ぎゅってするのは緊張するかもしれないけど…」

うちゅうは頬を赤く染めながら、ゆっくりと自分の手を彼の手に重ねた。

冷たい指と温かい指が、ぎこちなく絡み合う。

「……佐藤さんの手、おっきい。
あたたかくて、ドキドキする…」

ふたりは手を繋いだまま、しばらく星空を見上げていた。

うちゅうの髪から零れた星屑が、ふたりの周りをゆっくりと優しく舞っていた。
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