Sugar Space ~5次元から来た君に恋をした~
その後、うちゅうは佐藤の隣の椅子にちょこんと座り、
彼の作業をじっと見つめていた。

コーヒーをいれて運んできてくれたり、恐る近づいて、また肩を揉んだりしていた。

「佐藤さん、大丈夫?疲れてない?
わたしにできることがあったら、言ってね。」

佐藤は作業の手を止め、うちゅうの頭を優しく撫でた。

「ありがとう。うちゅうが近くに居てくれるだけで、すごく落ち着くよ。」

うちゅうは恥ずかしそうに身体を小さくした。
でも、嬉しそうな笑顔は隠せていない。

「こうして、近くで、佐藤さんの役に立てるのが嬉しいの。
まだ人間界のこと、分からないこともあるけど、
佐藤さんの創作活動を支えられたらいいなって思ってる。」

佐藤は星屑が浮かぶうちゅうの髪を優しく触りながら、静かに言った。

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