Sugar Space ~5次元から来た君に恋をした~
「…うちゅうの髪、本当に綺麗だな。触ってるだけで癒される。」

「本当?
5次元にいた頃は、こんな風に誰かに触ってもらうなんて、なかったから…
佐藤さんに、こうして乾かしてもらうの、すごく嬉しい。」

佐藤はドライヤーを止めて、ゆっくりと優しく、うちゅうの髪を梳いた。
まだ少し湿っている髪に顔を寄せると、甘い星の香りがふわりと鼻をくすぐった。

「いい匂い…」

「えっ…佐藤さん、急に…」

うちゅうが恥ずかしそうに肩を縮める。

その仕草が可愛くて、佐藤は思わず後ろから彼女の身体をそっと抱き寄せた。

Tシャツ越しに感じる、ひんやりとした背中と、自分の熱が混ざり合う。

「もうちょっとだけ、このままでいい?」

「…うん、いいよ。
佐藤さんが触ってくれるなら、ずっとこのままでも…」

うちゅうは小さく囁き、彼の手に自分の手を重ねた。
ふたりを包むように、洗いたての甘い香りの星屑が、ゆっくりと舞い続けていた。


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