Sugar Space ~5次元から来た君に恋をした~
眠りについた佐藤が異変に気づいたのは、深夜1時を過ぎた頃だった。

「……佐藤…さん…っ、…」

苦しげな、か細い声がした。

佐藤が慌てて起き上がり電気をつけると、うちゅうはちいさく身体を丸めて、苦しそうに震えていた。

「うちゅう!?」

彼女の身体は半透明になり、本来の星雲のような姿が、ぼんやりと現れ始めていた。

髪を漂っていた星屑は光を失い、代わりに鈍い色のオーロラが彼女の全体を覆っている。

佐藤の胸に、恐怖が一気に広がった。

「大丈夫か!?うちゅう、どうしたんだ?」

彼は咄嗟にうちゅうを抱き起こした。

触れた瞬間、彼女の体温は今まで以上に冷たく、氷を抱きしめているようだった。

(やばい…このままじゃ、うちゅうが消えてしまうかもしれない…)
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