Sugar Space ~5次元から来た君に恋をした~
「でもね、佐藤さん。なんか、ここら辺…おなか?が変なの。ムズムズする感じで…何か零れちゃいそうな……」

「……!!」

うちゅうが言い終わらないうちに
佐藤は急いでトイレまで連れていった。

トイレの使い方、用の足し方を教えるのは
かなり気恥ずかしいものだったが
幼い妹にトイレトレーニングをしていた
あの時といっしょだと自分に言い聞かせながら
丁寧に説明した。

そして、トイレを済ませたうちゅうを
洗面所に連れて行った。

「ここは洗面所。手や顔を洗ったり、歯磨きをしたりするところ。」

佐藤はそう言いながら蛇口をひねって水を出す。

うちゅうは恐る恐る手を出し
水に触れた瞬間、目を丸くした。

「冷たい…でも気持ちいい。
人間の身体ってこんなに感覚があるんだね。」

< 9 / 16 >

この作品をシェア

pagetop