もっと、ずっと、君が好き。

蓮の気持ち〜蓮Side〜

蓮Side



転校してきてから結構な時間が経った。


学校生活を楽しめているのはリリのおかげだと思ってる。

距離の詰め方は独特だけどね。


「蓮〜!」


手を振って走ってくるリリ。

その瞬間。


「きゃっ!!!」


「リリっ!」


リリがこけていくのが、まるでスロー再生で見えた。


助けなきゃ。そう、本能で感じとった。


リリが床にぶつかる寸前のところで、僕はリリをつかめた。


「リリ、危ないことはしないで…」


この瞬間、僕はリリを守りたいと思うようになった。
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