もっと、ずっと、君が好き。

蓮の静かな怒り

「リリは何も悪いことしてないよね?
だから、君は何も言わなくていいんだよ?」


蓮の中から静かな怒りを感じる。


彩花もそれに驚いたのか、ポカンとしている。


これはヤバいと焦り、私は声をあげる。
「蓮!!大丈夫だよ、大丈夫」


「っ!」


蓮は自分のしたことに、自分でも驚いているようだった。


「リリ。放課後、美術室で待ってるね…」


そう言った蓮の苦しみを含んだ声が、私の頭から離れなくなった。
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