もっと、ずっと、君が好き。

苦しい過去

放課後になったが、蓮はすでに教室にいなかった。


走って美術室に向かった。

児童数は少ないのに異様にデカいこの学校が憎らしく思えてくる。


(早く行かなくちゃ…!)


理由もないけれど、なぜかそう思った。


あの時の蓮は苦しんでいるように見えた。

もしそうなら、私が、私が助けてあげないと。


そう思った。
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