恋が終わる音がきこえた
進んでいく恋
放課後。
教室の片付けをしていると、
姫香が鞄を肩にかけて振り向いた。
「美緒、今日ちょっと用事あるから先帰るね!」
「うん」
軽く返すと、
姫香はそのまま教室のドアに向かう。
その時。
「そうたくん!」
廊下から姫香の声が聞こえた。
顔を上げると、
そうたくんが振り返っている。
「一緒に帰ろ?」
「あ、うん」
少しだけ驚いたような顔をして、
それから普通に頷いた。
姫香は嬉しそうに笑って、
そのまま隣に並ぶ。
「じゃあね美緒!」
「おつかれ」
扉が閉まる。
教室が一気に静かになる。
⸻
窓の外を見ても、
もう2人の姿は見えなかった。
ただそれだけなのに、
少しだけ空気が違う気がした。
私は机の上を片付けながら、
何も考えないようにしていた。
教室の片付けをしていると、
姫香が鞄を肩にかけて振り向いた。
「美緒、今日ちょっと用事あるから先帰るね!」
「うん」
軽く返すと、
姫香はそのまま教室のドアに向かう。
その時。
「そうたくん!」
廊下から姫香の声が聞こえた。
顔を上げると、
そうたくんが振り返っている。
「一緒に帰ろ?」
「あ、うん」
少しだけ驚いたような顔をして、
それから普通に頷いた。
姫香は嬉しそうに笑って、
そのまま隣に並ぶ。
「じゃあね美緒!」
「おつかれ」
扉が閉まる。
教室が一気に静かになる。
⸻
窓の外を見ても、
もう2人の姿は見えなかった。
ただそれだけなのに、
少しだけ空気が違う気がした。
私は机の上を片付けながら、
何も考えないようにしていた。