執拗な恋、夜を飲み干す。
「好きです」
玲さんから向けられた真っ直ぐな言葉に、私は目を見開いた。自分にそんな言葉がもらえる日が来るなんて、夢にも思っていなかったから。
悪い夢でも見ているんじゃないか。だって、彼が私に振り向くことなんてないと思い込んで過ごしてきたから。出会った時から惹かれていたなんて、そんな都合のいい話があるはずがない。
「そ…、んな…、そんなはずないです…」
「信じてもらえないのはわかります。今まで自分の行動や言動が、紗希さんを避けるようなところもあったし、実際自分でもそうならないようにしてきたから」
「じゃあ、何で…」
「もう誤魔化せないから。元々今日は、これからの話をしたくて…」
玲さんが少し気まずそうに話すのを、私はただただ聞いていた。こんな日が来るなんて考えてもみなかったから、胸がいっぱいで、返すべき言葉がどこにも見当たらない。
「これからって…」
「俺と、付き合ってください」
そう言って、玲さんは私に小さな箱を差し出した。プロポーズではないけれど、夜景の見える高級レストランに、特別なプレゼント。こんな風に誰かに想われ、大切に扱われるなんて、想像したことすら一度もなかった。
玲さんから向けられた真っ直ぐな言葉に、私は目を見開いた。自分にそんな言葉がもらえる日が来るなんて、夢にも思っていなかったから。
悪い夢でも見ているんじゃないか。だって、彼が私に振り向くことなんてないと思い込んで過ごしてきたから。出会った時から惹かれていたなんて、そんな都合のいい話があるはずがない。
「そ…、んな…、そんなはずないです…」
「信じてもらえないのはわかります。今まで自分の行動や言動が、紗希さんを避けるようなところもあったし、実際自分でもそうならないようにしてきたから」
「じゃあ、何で…」
「もう誤魔化せないから。元々今日は、これからの話をしたくて…」
玲さんが少し気まずそうに話すのを、私はただただ聞いていた。こんな日が来るなんて考えてもみなかったから、胸がいっぱいで、返すべき言葉がどこにも見当たらない。
「これからって…」
「俺と、付き合ってください」
そう言って、玲さんは私に小さな箱を差し出した。プロポーズではないけれど、夜景の見える高級レストランに、特別なプレゼント。こんな風に誰かに想われ、大切に扱われるなんて、想像したことすら一度もなかった。