尊い推し兄弟に愛されてます!?
玲央くんは写真を数枚確認すると。

「あー」

ポチ。

ポチ。

ポチ。

「ちょっと待て!?」

佐伯くんが叫ぶ。

「消した!?」

「ブレてる」

「消すなよ!」

「俺の方が撮るのうまいから」

そう言って佐伯くんにスマホを返すと、玲央くんは自分のスマホを私に向けてきた。

私は目をぱちぱちさせた。


「一華」

「え?」

「そのまま」

カシャ。

「白玉すくって……」

カシャ。

「それ食べろ」

カシャカシャ。

「えっ」

カシャ。

「笑え」

カシャ。

「無理!」

カシャ。

「今のいいじゃん」

なんなの!?

撮られ慣れてないんですけど!?

周りも笑い始めている。

「わり。モデルの血が騒いだ」

「いや仕事病だろ」

若城くんが笑う。

玲央くんは撮った写真を確認して、満足そうに頷いた。

「うん」

「どうなの……!?」

「ちゃんと撮れた。やっぱ俺センスあるな」

横から佐伯くんが覗き込む。

「うわ……マジだ。良く撮れてる」

「だろ?一華に送っとく」

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