尊い推し兄弟に愛されてます!?
美月が横で小突いてきた。
「ねぇ、一華の旦那……そのうちドラマにも出るんじゃない?」
「旦那じゃないってば!」
もう、美月ってば余計なこと言って……誰かに聞かれたらどうすんの。
写真を撮り終えた後、玲央くんが私たちの方へやってきた。
「玲央くん!かっこいい!」
「お前やべぇな!マジで芸能人じゃん!」
みんな口々に玲央くんを褒めている。
そして……私と目が合うと、驚いた表情を見せた。
「一華?」
「う、うん……」
変だって言われたら……
「すげー……いいじゃん」
予想外のことを言われ、驚く。
「れ、玲央くんも……似合ってるよ」
「髪とかどうなってんの?」
近づいてじっくりと見てくるので、思わず固まった。
そして私の手首を引いて、みんなから見えない所まで連れて行く。
「え、なに!?」
「写真撮ろ」
自分のスマホを取り出し、インカメラにする。
「え!?私も!?」
「もちろん」