尊い推し兄弟に愛されてます!?
修学旅行*後半戦


翌日、テーマパークで遊んだ私たちは、夕方には旅館へ到着した。

豪華な夕食を食べて、温泉に入って。

部屋へ戻る頃には、もうへとへとだった。

それでも女子部屋は元気で。

「恋バナするよ!」

「誰から!?」

「じゃんけんで決めよ!」

ひまりが大騒ぎしている。

美月はそんな様子を見ながらお菓子を食べていた。

私は買ったばかりのラベンダー色のパジャマに着替える。

ふわふわで可愛い……。

買って良かったかも。

「いっち可愛いじゃん」

「ほんと?」

「玲央に見せなよ」

「だから、なんで玲央くんが出てくるのっ」

即答すると部屋中が笑いに包まれた。

そんな時だった。

ピコン。

スマホが震えたので、何気なく画面を見ると。

『今外出れる?』

送り主は――玲央くんだった。

「っ!?」

思わず変な声が出そうになる。

バレないように慌てて口を押さえた。

「誰から?」

美月が覗き込もうとする。

「な、なんでもない!」

慌ててスマホを隠したけど、心臓がうるさくて顔に出てないかな。
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