尊い推し兄弟に愛されてます!?
「私も同じの買った……」
「え、まじ!?買ってたのかよ!」
二人のを並べてみると、完全に同じだった。
同じキャラクターで同じ服装をしていて、サイズも一緒。
「「なんでこれ?」」
二人同時に言った。
思わず吹き出してしまう。
「実は私もね……玲央くんにあげようと思って買ってたの」
「は、マジかよ……」
「玲央くん最近忙しいから、応援の意味で……」
少し照れながら答えた。
すると、玲央くんが少しだけ視線を逸らす。
「俺は……」
「うん?」
「一華に似てたから」
「え?」
「ふわふわしてるし顔丸いし」
「それ褒めてる!?」
「褒めてる」
即答で、私は思わず笑ってしまう。
すると玲央くんが私の手からキーホルダーを取った。
「じゃあ交換な」
「え?」
「一華が買ったやつ、俺が持つ」
「なんで?」
「その方がいいじゃん」
玲央くんが自分のを差し出す。
私は戸惑いながら受け取った。
「でも……」
「ん?」
「同じの持ってたら変に思われない?」