尊い推し兄弟に愛されてます!?
二人はまるで陰と陽のような表情をしている。

すると周囲の女子たちが、ざわざわとこちらを見始める。


「え、あれってこの前雑誌に載ってた、橘兄弟!?」

「顔小さすぎない!?何頭身!?」

「隣の子……誰?」


ひぃぃぃ公開処刑!!

私は思わず顔を隠した。

するとゆずくんが笑う。


「兄ちゃんといるとほんと目立つよねー」

「ゆずくんもこの前雑誌載ってたじゃん!」

「まあ、ちょっとだけね」

「これから芸能活動するの?」


そう聞くと、ゆずくんはちらっと玲央くんを見る。


「んー、したとしても……たまにかな」

「へぇ!」

「兄ちゃんみたいに忙しくなったら、いっちゃんと会えなくなるじゃん?」

「っ」


思わず固まる。

すると玲央くんが即座に言い返した。


「別に柚希は毎日会ってねぇだろ」

「でも減るじゃん」

「お前な……」


二人が軽く睨み合う。

なのに息はぴったりで。

私は思わず心の中で叫んだ。

待って……兄弟供給強すぎる……!!

すると二人が同時にこちらを見た。


「「何その顔」」

「えっ!?」


しかもハモった!!

尊い!!

私は危うく駅のホームで崩れ落ちそうになった。

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