尊い推し兄弟に愛されてます!?
一瞬だけ目が合う。

だけど私は慌てて逸らした。

ダメダメダメ。

落ち着け私。

すると。

「お前、まだ避けてんじゃねーだろうな?」

小声で言われる。

「さ、避けてないし!」

「ならいいけど」

ふっと笑い、玲央くんは私の隣へ来た。

近い。

近いよ。

するとひまりが小声で呟く。

「修学旅行開幕三秒で供給来た」

「黙って」

「無理」

美月まで頷いている。

初っ端からドキドキしまくりで、どうしよう……。

絶対気持ちバレちゃいそう!


駅では先生たちの話を聞いてから、新幹線に乗り込んだ。

私は美月と隣同士で座ろうと思っていた。

……のに。

「村瀬さん、隣いい?」

佐伯くんが笑顔で聞いてくる。

「え?」

すると後ろから玲央くんの声が。

「佐伯~」

「ん?」

「先生呼んでた」

「マジ?」

佐伯くんが慌てて立ち上がり、去っていく。

私は首を傾げた。

先生?


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