尊い推し兄弟に愛されてます!?
すると、当然のように玲央くんが私の隣に座った。

「……え?」

「何」

「そこ佐伯くんの席じゃ」

「知らねー別に決まってねぇだろ」

決まってはないけど……

急になんで!?

後ろでは美月が笑ってる声がする。

私は窓側へ逃げるように座り直した。

玲央くんは何事もなかったようにイヤホンをつける。

なんなのもう。

心臓に悪い!私の反応を見て面白がってる?

だけど。

目を瞑りながら音楽?を聴いている玲央くんを、こんなに間近で見れることはない。

見放題だなんて……最高!

私はこっそり横目で拝借した。

ああ……鼻筋綺麗、二重も綺麗、男のくせに肌も綺麗。

整いすぎなんですけど神様!

だんだん息が荒くなってしまう。

その時、ふと玲央くんの目が開かれた。

「見てたよな」

「え!?」

「また俺を小説のネタにする気?」

「す、するわけないじゃん!」

玲央くんは面白そうに、私に顔を近づける。

もう……眩しすぎて見れません。

< 88 / 124 >

この作品をシェア

pagetop