尊い推し兄弟に愛されてます!?
「お前も少し寝ろよ、昨日の夜寝れなかったんじゃねーの?」
「えっ……」
私は固まった。
玲央くん、ゆずくんからの告白のこと知って……!?
すると、玲央くんが私の顔を覗き込む。
「すげークマできてる。修学旅行楽しみすぎて寝れないとか、子供かよ」
「……っ!?」
思わず顔を隠した。
玲央くんてこういう人だった!
「違うしっ別の事で寝れなかったの!」
「……そ。まぁいいや、寝とけよ」
そう言ったのと同時に、私の頭を自分の方に引き寄せた。
「え、ちょっとっ……」
私の頭が玲央くんの肩にもたれかかる感じになり。
こんなの恋人がやるやつじゃん!
誰かに見られたら……
「いいから気にすんな、俺も顔隠す」
玲央くんがマスクをして、キャップを深く被った。
そんなんでバレないもんなのか……。
でも玲央くんの肩……ガッチリしていて、温かい。
ちゃんと鍛えてるんだよね……。
食事管理もしっかりしてるし。
玲央くんは生まれ持った才能とか言われてるけど、本当は誰よりも努力してる。
昔からそうだったもん。
だからここまで売れたんだよ……。
いつの間にか玲央くんも眠っているようだった。
連日の撮影で疲れてるんだよね。
頭の方で聞こえる玲央くんの寝息にドキドキしながらも、いつの間にか私も眠ってしまっていた。