尊い推し兄弟に愛されてます!?
その後クラス全員で最初の見学場所へ向かった。
西都でも有名な観光名所――音羽寺。
山の中腹に建てられた大きなお寺で、外国人観光客にも人気らしい。
「うわぁ……」
思わず声が漏れた。
立派な門に美しい木造建築、高い場所から見える景色は、どこを見ても絵になる。
するとガイドさんが説明を始めた。
「この先にある恋結びの石は有名ですね」
その言葉に女子たちがざわつく。
「恋結び!?」
「やりたい!」
「絶対やる!」
早い。
食いつくの早いよみんな。
ガイドさんは笑いながら続けた。
「二つの石が離れて置かれていて、目を閉じたまま反対側へ辿り着ければ恋の願いが叶うと言われています」
きゃーーー!!
女子たちの歓声が響く。
そしてもちろんこの二人も……。
「いっちもやろ!」
「やろうやろう!」
ひまりと美月に両腕を掴まれる。
「えぇぇ!?」
逃げられない。
気付けば恋結びの石の前に立たされていた。
「好きな人いるのー?」
「いないってば!」
「嘘だぁ〜」
「ほんとだって!」
絶対信じてない。
周囲からも笑い声が聞こえる。
私は半ばヤケになりながら目を閉じた。
「じゃあ行きまーす!」
西都でも有名な観光名所――音羽寺。
山の中腹に建てられた大きなお寺で、外国人観光客にも人気らしい。
「うわぁ……」
思わず声が漏れた。
立派な門に美しい木造建築、高い場所から見える景色は、どこを見ても絵になる。
するとガイドさんが説明を始めた。
「この先にある恋結びの石は有名ですね」
その言葉に女子たちがざわつく。
「恋結び!?」
「やりたい!」
「絶対やる!」
早い。
食いつくの早いよみんな。
ガイドさんは笑いながら続けた。
「二つの石が離れて置かれていて、目を閉じたまま反対側へ辿り着ければ恋の願いが叶うと言われています」
きゃーーー!!
女子たちの歓声が響く。
そしてもちろんこの二人も……。
「いっちもやろ!」
「やろうやろう!」
ひまりと美月に両腕を掴まれる。
「えぇぇ!?」
逃げられない。
気付けば恋結びの石の前に立たされていた。
「好きな人いるのー?」
「いないってば!」
「嘘だぁ〜」
「ほんとだって!」
絶対信じてない。
周囲からも笑い声が聞こえる。
私は半ばヤケになりながら目を閉じた。
「じゃあ行きまーす!」