理系喪女の私がこんなにモテていいわけがない
 
 住良木さんの手が私のショーツに伸びる。あ、脱がされる。

「ずるい。住良木さんも脱いでください」
「え、マジで。もうちょっと前戯しようと思ってるんだけど……」

 違うって住良木さん。私が欲しがっていると思ってるのかな。ただ私だけ裸になるのがフェアじゃないって思っただけなんだけど。

「違いますよ。私だけ見せるのが狡いって思っただけです」

 うーん、セックスに勝ち負けみたいな感情を持ち込むのはそもそも間違っているのかな。でも、相手が同室の住良木さんだとどうしても対抗意識が湧いてしまう。

「そういうことか。いいぜ、見せてやろう」

 やっぱり住良木さん、なんか楽しそう。遊んでいるんじゃないんだけどな。

 住良木さんは嬉々として私の下着を脱がすと、続けざまに自分のボクサーパンツをするりと脱ぎ捨てた。

 え、ちょっと待って。それって――。

「大きすぎ。凶器じゃん」

 住良木さんの勃起した男性器は自信満々に張り裂けんばかりに膨らんでいて、住良木さんの臍の辺りまで角度を付けてそそり立っている。

「無理! そんなの入んない! マグナムだ!」

 私はあまりの大きさにビビり散らかして、ベッドの上で全裸のまま後退った。無理、無理、無理! 久しぶりだし、あんなの入れようとしたら絶対裂けちゃう!

「お前なあ、言い方考えろ。マグナムとはなんだ。混血なんだから日本人の規格外なのは仕方ないだろ」

 住良木さんは半笑いになりながら自信ありげに私を見下ろしている。ええ、やる気なの? 私は怖くなって黙った。

「大丈夫だって。今まで入らなかった子いなかったし。大体の子が最終的には気持ちよくなってたから」
「裂けない?」

 情けなく聞いてしまう。なんかムードないな、私。

「裂けない(笑) すぐには入れない。もっとぐずぐずになって、そっちから欲しいって言うまでイカせてやるよ」

 そう言うと、住良木さんは裸の私をぎゅっと抱きしめた。全身が泡立つ。私、今から住良木さんに抱かれるんだ。

 * * *

「――も、いいって――」
「まだ駄目。外しか触ってないだろ」

 数分後、私は全裸でぐったりして、住良木さんに足の間を舐められていた。

 イクって最初はよくわからなかったけど、今はイキそうになったらすぐわかる。というかずっとイキそうで、すでに何度も達している。私の太腿をがっしりと掴んで開かせたまま、住良木さんは口での秘核への愛撫を止めてくれない。

「――あっ、またイク!!」

 住良木さんの舌先から電流が走るみたいな刺激を感じて、また身体を震わせる。不可抗力で足を閉じたくなるが、住良木さんが押さえつけていて閉じられない。こんな格好じゃ愛液が溢れちゃう。もうヤダ。イクのがしんどい。

 私は苦しげに息を止めながら一気に達した。股の間から「じゅるる」と水を吸い取る卑猥な音がする。住良木さん、私の汁、吸ってる。嘘、あり得ない。

「もうヤダ。クリでイクのもう無理、住良木さん」

 私は半泣きになって住良木さんに訴えかけた。住良木さんが汁まみれの顔をふと、足の間から向ける。

「大丈夫。女は何回でもイケるから。もっと柔らかくするからもうちょい頑張れ」

 そう言って、住良木さんが私の秘裂に指を添える。ちょっと触れただけでびくびくと身体が過剰な反応を示す。

「もうやぁ――」

 私はぐったりしながらも足を何とか閉じて抵抗しようとした。そんな私を住良木さんがそっと抱き起す。

「くそ可愛いな、お前。ほんとにもうちょっとだから力抜け。うつぶせになって四つん這いになれ」

 優しく抱きしめられながらぺろぺろと舐めるようなキスをされると私はまたその気になって、住良木さんの言う通り、のろのろと四つん這いになった。う、言われたままにやったけど、すごく恥ずかしい、このポーズ。

「んん!!」

 後ろから秘口の中にゆっくりと指を挿し込まれる。粘膜をねちっこくなぞられて、中で感触を確かめるみたいに指をくにくにと折り曲げている感じがする。

「まだ固いな。ほら、我慢せずイケって」

 中を軽く引っかけたまま指がテンポよく抜き差しされる。その度に快感が走って声が漏れる。そんな器用なことされたら我慢なんて出来ない。も、イッちゃう――。

「――っ!!!」

 イキそうになったタイミングで住良木さんが反対の手で秘核を軽く摘まむと私はあっという間に達した。激しく締まった秘口から指で掻き出されるようにびゅっと勢いよく愛液が噴き出てピンクのシーツを汚す。クンニされている時もたくさん汁を出したのに、まだ出るんだ。私、変態みたい。

「よしよし、派手にイッたな。もう入るだろ」

 住良木さんはうつぶせに倒れ込んだ私のショートボブのくせっ毛を後ろからわしゃわしゃと撫でるとすっと身体を離した。多分、ゴムを着けている。短いインターバル。私はまだ身体が震えていて休憩どころじゃないけれど、枕に顔を押し付けて呼吸を整えようとする。

「――入れるぞ」

 背後から住良木さんの囁くような声がする。私は身をきゅっと縮めて挿入に備えて身構えた。
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