アオハル×フラグ=恋。
「ちょっとー!遅刻寸前だから!」

蒼「まじごめん!」

朝の日差しが里穂と蒼を照らす。

いつもの待ち合わせ場所。

蒼と付き合い始めて一週間。

今日は蒼の久しぶりの登校日だった。

「って、怪我は大丈夫?」

里穂は少し心配そうに蒼を見る。

蒼「おう!もちろん!」

蒼はそう言って笑う。

すっかり元気そうだ。

蒼「じゃあ行くか」

「うん!」

二人は並んで歩き出す。

肩が触れ合いそうな距離。

けれど。

もう緊張はしない。

あの時。

このままの関係でもいいかもしれない。

そう思っていた自分が信じられない。

里穂は隣を歩く蒼を見上げる。

この人の隣を歩けること。

彼女として歩けること。

それがどれだけ幸せなことなのか。

今なら分かる。

体育祭は今週行われる。

きっと

最高の体育祭になる。

そんな気がした。

────ビュオオ!

二人の間を爽やかな風が吹き抜ける。

青空がどこまでも広がっていた。



好きを知らなかった女の子と

好きを教えた男の子の



────アオハル。
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