アオハル×フラグ=恋。
「あっつーーーー!!!」
菜々子は家から持ってきた団扇をパタパタと扇ぐ。
隣では、いつもはおしとやかな好桜も珍しく机にほっぺをつけて潰れていた。
好桜「ほわー。机冷たくて気持ちいいですー」
体育祭を今週に控えた7月。
朝から気温は高く、二人の体力ゲージは既にゼロに近かった。
その時────
男子A「あれって西尾じゃない!?」
教室に大きな声が響く。
「ん?」
菜々子が顔を上げる。
「里穂?」
女子A「えっ!!あれ平井くんじゃない!?」
好桜「蒼くん?」
一気にクラスがざわつき始める。
どうやら他のクラスも同じらしい。
廊下からも騒ぐ声が聞こえてくる。
菜々子と好桜も慌てて立ち上がり、校門の見える窓へ向かった。
男子B「あれ、手繋いでない!?」
女子B「ちょっと待って!手繋いでるってことは!?」
人混みをかき分けながら窓際へ到着する。
そして。
下を見た。
「確かに。」
菜々子は目を丸くする。
「誰がどう見ても手繋いでるわ。あれ。」
好桜「まさかまさかまさか!!」
愛華「付き合ったらしいよ。」
後ろから聞き慣れた声。
振り返ると愛華がいた。
愛華「昨日の夜そういえばLINE来てたわ。」
「うぉい!!」
菜々子は即座にツッコむ。
「学校一のニュースはよ言え!!」
好桜「ですよ!!」
愛華は呆れたように肩をすくめた。
愛華「まぁ、幼稚園から里穂と一緒にいるけど。」
愛華「男にあそこまで心開いたの初めて見たしな。」
愛華「そりゃ付き合うだろ。」
そう言いながらも。
愛華もどこか嬉しそうだった。
菜々子「りほりほの照れてる顔可愛すぎるんだけど!」
好桜「ですです!!」
窓の外では。
里穂と蒼が、学校中の視線を集めながら下駄箱へ向かっていた。
手を繋いだまま。
まるで周りなんて見えていないみたいに。
そして二人は、そのまま校舎の中へ消えていった。
菜々子は家から持ってきた団扇をパタパタと扇ぐ。
隣では、いつもはおしとやかな好桜も珍しく机にほっぺをつけて潰れていた。
好桜「ほわー。机冷たくて気持ちいいですー」
体育祭を今週に控えた7月。
朝から気温は高く、二人の体力ゲージは既にゼロに近かった。
その時────
男子A「あれって西尾じゃない!?」
教室に大きな声が響く。
「ん?」
菜々子が顔を上げる。
「里穂?」
女子A「えっ!!あれ平井くんじゃない!?」
好桜「蒼くん?」
一気にクラスがざわつき始める。
どうやら他のクラスも同じらしい。
廊下からも騒ぐ声が聞こえてくる。
菜々子と好桜も慌てて立ち上がり、校門の見える窓へ向かった。
男子B「あれ、手繋いでない!?」
女子B「ちょっと待って!手繋いでるってことは!?」
人混みをかき分けながら窓際へ到着する。
そして。
下を見た。
「確かに。」
菜々子は目を丸くする。
「誰がどう見ても手繋いでるわ。あれ。」
好桜「まさかまさかまさか!!」
愛華「付き合ったらしいよ。」
後ろから聞き慣れた声。
振り返ると愛華がいた。
愛華「昨日の夜そういえばLINE来てたわ。」
「うぉい!!」
菜々子は即座にツッコむ。
「学校一のニュースはよ言え!!」
好桜「ですよ!!」
愛華は呆れたように肩をすくめた。
愛華「まぁ、幼稚園から里穂と一緒にいるけど。」
愛華「男にあそこまで心開いたの初めて見たしな。」
愛華「そりゃ付き合うだろ。」
そう言いながらも。
愛華もどこか嬉しそうだった。
菜々子「りほりほの照れてる顔可愛すぎるんだけど!」
好桜「ですです!!」
窓の外では。
里穂と蒼が、学校中の視線を集めながら下駄箱へ向かっていた。
手を繋いだまま。
まるで周りなんて見えていないみたいに。
そして二人は、そのまま校舎の中へ消えていった。