演技派女優に本気で恋をしてしまった社長の誤算
さすがは35歳でも、トップ俳優に躍り出ただけのことはある。
いつもなら話題を探って会話を引き出す俺も、彼女の雰囲気に圧倒されて、何も言えなくなっていた。
「早速ですが、契約は一年ということでよろしいでしょうか」
彼女の隣にいるマネージャーらしき人が、勝手に会話を始めた。
「ええ、まずは一年契約していただき、更新するかはその都度決めて行きたいと思っています」
そう答えると、彼女はうんうんと頷く。
「いやあ、槙田社長にはとても感謝しております。まさか契約金で1億出して頂けるとは思ってもいませんでした」
「……1億、ですか」
俺は横田さんを見た。
「当社の宣伝広告部が頑張りました」
「……とのことです」
俺の言葉に、彼女がクスクス笑いだす。
一年で1億稼ぐ女。
そんな女、俺の周りには誰一人いない。
しかも俺でさえ、年収1億はない。
それなのに、この会社のCMだけで1億だなんて。
彼女の底知れぬ稼ぎを見た気がした。
いつもなら話題を探って会話を引き出す俺も、彼女の雰囲気に圧倒されて、何も言えなくなっていた。
「早速ですが、契約は一年ということでよろしいでしょうか」
彼女の隣にいるマネージャーらしき人が、勝手に会話を始めた。
「ええ、まずは一年契約していただき、更新するかはその都度決めて行きたいと思っています」
そう答えると、彼女はうんうんと頷く。
「いやあ、槙田社長にはとても感謝しております。まさか契約金で1億出して頂けるとは思ってもいませんでした」
「……1億、ですか」
俺は横田さんを見た。
「当社の宣伝広告部が頑張りました」
「……とのことです」
俺の言葉に、彼女がクスクス笑いだす。
一年で1億稼ぐ女。
そんな女、俺の周りには誰一人いない。
しかも俺でさえ、年収1億はない。
それなのに、この会社のCMだけで1億だなんて。
彼女の底知れぬ稼ぎを見た気がした。