恋愛経験ゼロの年下くんが、私の一番になりました
「……っん、……はぁ、っんん、」

 唇を塞がれ、何度も角度を変えながら与えられる口付けに亜佑美の力は抜けていき、朝陽は次の行動に出ていく。

「……っん……」

 朝陽の手が亜佑美の胸元へ添えられると、擽ったさを感じたのか亜佑美は身体をピクリと反応させた。

 何も覆う物も無い、露わになった胸を触られるのは恥ずかしいのか亜佑美の手が朝陽の手を止めようとするけれど、

「……っはぁ、……亜佑美さん、隠さないで、よく見せてください」

 唇を離し、亜佑美の手を掴んだ朝陽は彼女を見下ろしながらそう口にした。

「……や、……恥ずかしい……」

 今更な気はするけれど、やはりマジマジと見つめられるのは恥ずかしいようで、亜佑美がイヤイヤするように首を横に振ると朝陽は、

「綺麗です……凄く……。無防備な姿も可愛くて……もっと、見せて欲しいです」

 真剣な眼差しで言うと、

「……っ、……そんな風に言うの……狡い……。恥ずかしいのに、……隠せないよ……」

 朝陽の言葉で嫌がることを止め、恥ずかしい思いはあるけれど朝陽になら全てを見せようと覚悟を決めた。

「……こんな風に見せるの、朝陽くんだけ、だからね?」
「嬉しいです……って言うか、他の人には見せたくないです、絶対に」
「……んっ、……」

 朝陽は亜佑美の首筋へ顔を近づけると、チュッと音を立てながらそこへキスをする。

「あさひ、くん……っ」

 朝陽の口付けは首筋から鎖骨、そして胸元へ移動していき、そのたびに亜佑美はピクリと身体を反応させる。

(朝陽くんに触れられてるってだけでドキドキしちゃうのに……こんな風に色々なところにキスされるの、無理……っ)

 そして、片方の胸の膨らみに口付けると、もう片方の胸には手を添える。

「……ッんぁ、」

 ただ触れられただけなのに、電流が走るみたいにゾクリとした亜佑美は先程よりも大きな嬌声を漏らしてしまう。

「気持ちいいってこと、ですよね?」
「……っ」

 そんな朝陽の問いにコクリと頷く亜佑美。

 朝陽は慣れていないので常に手探り状態なのだけど、上半身に何も身に纏っていない亜佑美を前にすると理性は保てず、本能のままに触れてしまいそうで必死に抑えていた。

 それがかえって亜佑美の性感帯を刺激しているようで、身体はもっと朝陽を求めている。
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